結論から
AIツールでどれだけ労働時間を短縮できようと効率化できようと儲かってなかったら「商売としては」全く意味がありません
(当たり前だけど抜け落ちてる人よくみます)
効率化して超低単価で案件を請け負ってるだけで結局、時給に直すとアルバイトと変わらんとか、そもそも儲かる構造で戦ってないからネット上に無価値なものを量産してお金になってない人が多すぎます
どんだけワンクリックでいい文章書けてもお金になってなかったらそれはビジネスではなくただの趣味です
どれだけ効率化できたとしてもマネタイズできてないならこれもまた趣味です
商売は人の悩みを解決するか、快楽を満たしてあげるかどちらかのニーズを満たさないことには富は発生しないのです
商売に取り組むうえで考えるべき観点は
①短期的にみたときには時給がどこまで高まるのかを考える
②中長期的にみたときには自分が動かなくてもどれだけ富が生まれるのかを考える
(時給の外側の世界)
この2つです
まず①の時給思考から話します
例えば年収1000万円の
一般的な会社員の場合を
時給思考で考えてみると
1. 前提条件
-
年収:1000万円(税引き前、額面)
-
勤務日数:週5日 × 52週 = 260日
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有給や祝日を考慮 → 実働およそ 年間240日
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勤務時間:1日 9時間(休憩含む拘束時間を除き、実働8時間+残業1時間のイメージ)
2. 年間の労働時間
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240日 × 9時間 = 2160時間
3. 時給換算
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1000万円 ÷ 2160時間
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計算:
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1000万円 = 10,000,000円
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10,000,000 ÷ 2160 = 約4629円/時
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こんな感じに
ビジネスモデル(利益が発生する構造や仕組み)という観点で、会社員での仕事を見るとどこまでいっても「自分の労働資本・時間」を切り売りする構造にあります
実は年収1000万プレーヤーと呼ばれる人でも週5日勤務で1日1時間残業すれば、時給に直すと5,000円切っていたりします
今回の計算だと税引き前なので実質の手取りは700万くらいですね。
その場合だと時給が3,240円まで減ります。
これはすごく単純にしてる計算方法なので
「言われてみたらそうやな」
くらいに思っておいてください。
実際は与信があるとかキャリアアップ含めてのメリットもあったりするんで、かなり単純にしています。
こう考えたときに今のあなたの「時給」っていくらでしょうか?
(冷静に計算をしてみるとおもしろい数字が出ます)
時給思考の話を最初にしたのはこの観点がないが故に、過去の僕はものすごく無駄な時間を過ごしてしまったからです。
経営・資本家・仕組み化の世界で考えたときは後述しますが「時給の外側」の世界であるから、中長期で考えたときには時給で考えないのは商売の本質的には正解です
が、
とはいえ、資本なし・コネなし・とにかくなんもない僕みたいな状態からスタートした人は特にですけどまずは時給で考えんとキャッシュが尽きて滅びます
(実際に僕は滅びかけましたw)
時給思考で考えないと
「目先のなんか凄そうな情報」に振り回されてしまって実際にお金を稼ぐ、富を生み出すってことが意外とできてなかったりするからです
当たり前ですが実際に儲かってなかったら人って未来が見えないのであんま続かないです。
だからもっといい最新情報とやらを常に探して彷徨うわけですが、その結果としていつまで経っても儲からん人がマジで多い
正しいビジネスモデルで時給思考から始めると一気に時給1万の世界に行けたりするので超もったいないです。
また時給思考で考えないと
「目の前の作業やタスクをこなして満足する」パターンにも陥りやすいです
目先の案件をこなしたり、動画作ったり記事作ったりSNS更新したりすること「だけ」に夢中になっていて、やってるようで全然儲かってない的な
これが趣味でやってる活動や部活動だったら全然これでいいんですけどね。
ただ実際にお金や成果が欲しいからやってるわけじゃないですか?
それやったら時給思考で考えてないとあかんよね、と
世の中の仕事は需要と供給なので超儲かりやすいことと、どうやっても時給単価が鬼低くなることに分かれます。
わかりやすいのがレジ打ちの仕事、工場で単純作業する、いまっぽいのならただ単に動画編集するとかこういうの
動画編集なら戦うビジネスモデルを変えて「撮影までする」「企画から台本作成までする」「動画編集者を束ねるディレクターをする」みたいにすれば単価上がりますけど、現場でただ編集するだけだと下手したら時給500円くらいの薄給で働いてる人だらけっす
(こういうビジネスモデルで思考しないと爆死します)
デザイン
物販
note販売
動画編集
Webライター
プログラミング
ハンドメイド販売
SNSアフィリエイト
ブログアフィリエイト
パーソナルトレーナー
言語・資格取得指導
営業代行
台本作成
構築代行
SNS運用代行
コンテンツ販売
個人が副業やフリーランスとして稼げるものって探したらいくらでもありますが、代表的なもので言ったらこんなところでしょう
・いわゆるクライアントワーク(仕事を受注して案件をこなす)
・自分の知識や経験などのスキルを販売するもの
・インフルエンサーに代表されるように他社商品を紹介して儲けるビジネス
この3つに分かれますね
なにをやるにしてもまず「時給思考」がないといつまで経っても時給単価は上がらないし、自分が労働をし続けるラットレースから抜け出せなくなります
ラットレースはネズミが同じ場所でぐるぐると回る滑車の中を走り続けているイメージです。人は続けるとなれるのでその中にいると気づけませんがマジで出れなくなります

まず副業や個人事業の第一フェーズは時給思考をもって自分が1時間あたりでどれだけの富を生み出せるのか?ここを真剣に思考するのです
どうやったら時給が上がるのか?
どうやったら1時間の価値を上げられるのか?
どうやったら時給を上げたうえでこの構造から抜け出せるのか?
今やっていることは未来にどう繋がっているのか?
常に考え続けること
時給思考で考えないと繰り返しますが目の前の案件、タスク、ちょろちょろやるなんか気になることとかSNS触ったりしてるうちに時間が秒速で溶け続けます
なんかすごそうなことが気になってやってみるけどすぐやめて、また目先のことをちょろちょろやってみたいなサイクルに入ったりもします
これがかなりやばい
気づけばなんの成果も得られない時間が過ぎていきます
そのうえで
②中長期的にみたときには自分が動かなくてもどれだけ富が生まれるのかを考える
(時給の外側の世界)
こちらは時給の外側の世界です
最初の100時間はほぼタダ働きだけど、そこから先は時給10万、20万、100万みたいな一見すると意味不明な現象も起きたりします
ここはいわゆる「レバレッジ(テコの原理)」「仕組み化」的な世界
レバレッジとは簡単にいえば1やったことに対しての成果が何倍出るのか?
フォロワー1人の人が商品売るより10万人いる人が商品売った方が同じように売ったとしても売れるよね?的な観点がわかりやすいです
仕組み化っていうのはさらに自分が毎回直接セールスやプロモーション(販促活動)をしなくても、メルマガとかで自動で案内が届いて売れていくのがわかりやすいイメージでしょう
身近なところだとAmazonですね。個人であってもAmazonの倉庫と契約しておけば商品を預けて出品しとくだけで自動で発送までしてくれます。これもまた自分が直接動かなくていいので仕組み化です
メルマガ等に顧客リストを獲得することが超大事になってくるのはシンプルな理由でハイパーレバレッジが効くからです
自社でリストを獲得してなければどれだけアクセスがあっても、フォロワーがいてもピンポイントで見てもらえるかは運ゲーです
ネット上でティッシュ配りしてるみたいなもんですね
自分で顧客リストを獲得していれば興味がある人にいつでも商品案内ができるし、購入者リストを獲得しておけばリピートもしてもらえます
飲食店とかでもリストとってないと毎回来てもらえるかは運ゲー要素が強くなりますが、顧客リストがいればメールとかラインをぺっと送ってクーポンとか配るだけで来店を生み出せたりします。
登録者が100人でも1000人でもこちらが送信するコストは同じ。完全にレバレッジが効いている状態ですね。
ざっとレバレッジと仕組み化について
解説をしてみましたがこちらの世界が
「資本家思考」の世界
経営者思考といってもいいかもしれません
前述したこれとか
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世の中の仕事は需要と供給なので超儲かりやすいことと、どうやっても時給単価が鬼低くなることに分かれます。
わかりやすいのがレジ打ちの仕事、工場で単純作業する、いまっぽいのならただ単に動画編集するとかこういうの
動画編集なら戦うビジネスモデルを変えて「撮影までする」「企画から台本作成までする」「動画編集者を束ねるディレクターをする」みたいにすれば単価上がりますけど、現場でただ編集するだけだと下手したら時給500円くらいの薄給で働いてる人だらけっす
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超入り口的な考え方ですが、ただ単に動画編集するんじゃなくてこうやって観点を変えるとまず時給が上がります。
こういったビジネスなら人を雇い始めると構造として自分が直接稼働する必要性が下がっていくので、資本家的な世界へも進めますね
ただ単に労働として仕事をこなすだけだと「ビジネスモデル」が変化しないのでどうやっても時給の頭打ちがやってきます
メールとかラインに商品を置いて自動で売れる仕組みを作る的なビジネスについては、ビジネスモデルとしては組めたら無敵です
だって自分の稼動はいらないし、固定費としてかかるのはネットを利用する回線代とか家の家賃とかシステムとかツール代くらいです
ただ、売れる状態になるためにはそもそも売るための知識・経験・スキル・思考が必要なわけでここを獲得していく過程は時給思考となります
最終的にレバレッジをかけて仕組み化していくから超儲かるだけですね。僕はこのおかげで稼動ゼロでも100万、200万と振り込まれていたりします。
わかりますか?
①時給思考でいいからまずは儲かるフェーズ
②資本家思考で戦うビジネスモデルを変えていって時給の外側で儲かるフェーズ
2つに分かれるということです。
AIツールで仕事を効率化するというのは、労働効率を上げて時給を極限まで高めるために使うのか、自分が動かなくても儲かる構造を生み出すために使うものです
(AI活用自体を商品にする場合は例外として)
超わかりやすい活用事例は自分が直接サポートしていたものを、チャットボット的なのを作成してよくある質問とかは全部自動で回答できるようにするとか
これをやるだけでもチャットサポートをするコストを削減しつつ、顧客満足度を高めても行けます
あとはSNSのポストを自分で作っていたのをAIツールを活用して時短するとかもわかりやすい
ようは儲かる人が活用するとさらに儲かるし、
儲からん人がどれだけ活用しても大して儲からんです
極論ですが時給100円の動画編集者が10倍仕事できても時給1,000円なんですよ
マネタイズできてない人だったら時給0円なのでどれだけ掛け算してもゼロはゼロです。
自分の頭で考えずにAIでぽちぽちと投稿を作ってSNSを伸ばす的な人も増えてますが、結局その先の知識がなければ再現性はないから伸びなくなったら終わりです
(重要な知識が抜け落ちていて、表面の数字だけ瞬間で伸びる人が超増えました)
なんで伸びたかもよーわかっとらんわけですし、PDCA、改善が何も起こらないのでもったいないです。人の脳みそは楽できたらそっちを優先して選択するようになるから思考力も意識しないと落ちまくりですし。
時短とか効率化って「いまあるスキルや経験に対しての時給の最大化」しかできませんからね
だから最初に時給思考の話をしたわけです。
この考え方を持っておかないとAI時代は結構しんどい戦いになる人が多いなーと思いまして
ちゃんと時給を高めるという観点から入って実際の結果を出すことにフォーカスを置けば、圧倒的に労力を減らしながら大きな結果は出せますから活用は必須です
表面的な効率化とか「知識・スキル・経験・思考力」という資産が積み上がらない儲け方は、結果として時給は高まらないし資本家フェーズにも行けないのでご注意を
誰もが使うのは当たり前の世界になっているからこその話をしておきました